Thursday, September 22, 2011

カナダのビクトリアに行ってきました。

一ヶ月前に夏休みに入ったばかりの旦那さんは、本当にうれしそうで、ほっとしていて私まで「ああ、大人になって夏休みがあるっていいものねー」と実感しました。

しかし、あと1週間で秋学期が始まるとなった先週、彼の様子も落ち着かず、まるで週末を前にした金曜日の夜にすでに月曜朝のことを考えて憂鬱になってしまうサラリーマンみたいになっていた彼。残りの一週間を楽しもう!の気持ちが、マンデイブルーならずFall Quarter Blueに押されてしまってるのね。

せっかくのお休みなんだから最後まで楽しまなくちゃ、ということで、ぎりぎりになってカナダのビクトリアに旅行に行ってきました。シアトルは他の州にいくよりもカナダの方が近かったりするので、国外に気軽に行けます。

前回はシアトルのダウンタウンからビクトリアクリッパーという高速船に乗って行ったのですが、今回は車で行こうということで、I-5を2時間半ほどかけてカナダまで北上し、税関を通ってカナダ内でフェリーに乗ってビクトリアに行ってきました。

ワシントン州側。カナダの税関が近づいてきました。

カナダの国旗がはためいてます。
税関はまるで料金所みたいな感じ。

いつもはパスポートを車の中から差し出すのですが、今回はグリーンカードホルダーということで、グリーンカードだけ見せれば大丈夫でした。せっかく国外に出るからパスポートにスタンプ押してほしい気もするんだけどね。


カナダにいってすぐに気づくのが、マイル表示がキロ表示になってること。いつもは平気な旦那さんも一瞬時速の感覚が狂ってしまいます。キロではなくマイル表示のアメリカ。カナダに入って「80キロ」と書かれているところを、思わず「80マイル」で走ってしまうと20キロ近くオーバーしてしまうから注意注意。

キロ表示に慣れている私は、とまどう旦那を横目になんとなく優越感を感じてました(笑)。

カナダに入ってからは30分ほどで、Tsawwassenという街に到着。ここからとっても大きなBCフェリーに乗りました。中にはお土産屋さんや、カフェテリアまである充実ぶり。ビクトリア観光マップを眺める彼の横で、私はせっせと編み物に励んでました。
このターミナルからBCフェリーに乗ると、1時間半ほどでビクトリアに着きます。

私にとってビクトリアはこれで2回目。

この街のいいところは、街歩きがしやすいのと、英国文化の影響があるため美味しい紅茶が飲めること。アメリカのコーヒー文化に慣れてはいるものの、やっぱり茶葉から入れる紅茶をゆっくり飲めるのはうれしい限り。

滞在中、私が必ずいく紅茶のお店はMurchie's というところ。ダウンタウンの真ん中にあって、いつも賑わってます。ここで紅茶とブラックカラントのスコーンを食べるのもビクトリアに行く目的の一つ。今回二日間連続で行ってきました(笑)。

ビクトリア、とってもきれいなところです。
歴史がある街ってやっぱりいい。


着物のディスプレイに思わず写真を撮ってしまった
Beehive Wool Shop.



そして、やっぱり毛糸やさんも見つけました。

ダウンタウンから歩いて行けるこのお店はBeehive Wool Shop。種類も豊富で、ローカルな毛糸もあり、かなりの時間過ごせました。
オンラインショップもやってるらしく遠方からお客さんも結構くるみたい。賑わってました。


Button & Needlework Boutiqueというお店は、ダウンタウンのThe Bayの近くにあります。

その名の通り、たくさんのボタンと、クロスステッチ関係のもの、そして毛糸があります。

ここのボタンはどれも個性的で素敵。見てるだけでも幸せになれる場所です。

この赤いボタンのサインが目印です。

今はアメリカドル$1が、カナダドルの98セントということで、アメリカ人(じゃないけど)にとってはカナダで買い物しずらい時期。前はアメリカドル、もっと強かったのにねえ。そんなこともあって、お買い物はそんなにしない旅行でしたが、十分楽しめました!こんなに気軽に国外に行けることって、日本では考えられないしね。

ビクトリアはちょうどいい大きさの街で動きやすいし、小さなお店がいろいろあって、ペースもすこしゆったりしていて、また来たいなあといつも思う街です。

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