Sunday, April 22, 2012

Charity Knitting - クマのぬいぐるみ

Hello!!

かぎ編みをはじめたときに、練習用にと買った安いアクリル毛糸。

でも、編み物をちゃんとやるようになり、毛糸の質や種類にもこだわるようになってからは、お世話になったアクリル毛糸たちは、箱の中にしまったままにされていました。

アクリルは編むときのすべりが悪く、質の悪いシャンプーで髪を洗ったときのようにきゅっきゅっとするし、編み目もそろいにくいのであんまり楽しめないのです。中でもいいアクリル毛糸ももちろんあるのですが、安いからという理由で買った毛糸たちはやっぱり編みずらく・・・。


中途半端なので、寄付にまわすほどでもなかったのですが、そんな余りアクリル糸たちを集めて、こーんなかわいい子ができました!

はじめまして、くちひげクマです。


鼻と口の部分が、なんだかくちひげ見えてしまいますが(笑)、なかなかかわいいです。

大人気ないとは思いながら、かわいいぬいぐるみができるぞ!と思ったらアクリルへの愛情の薄さもあまり障害にはならず、とじはぎもそんなに苦にはならず、一日で完成!


このクマさんはMother Bear Projectという団体に寄付するつもりで作りました。

この団体は、アフリカの主に南部地域の孤児の子達に手編みのクマを寄付するという活動をしています。多くの孤児の子達は、親をエイズで失くし、家族からの愛情を受けることもなく、生きるのも大変な状態におかれています。遊具ももちろんなく、子供たちのなかではガラスのビンを人形に見立てて遊ぶ子も。そんな状況を聞いたアメリカの女性エイミーさんが、それならこの子供たちに手編みのクマのぬいぐるみを作って送ってあげようと始まった団体なのです。

寄付されてきたクマをもらった子達はとーっても喜ぶそう。これがはじめての自分の持ち物でもあり、初めてのぬいぐるみでもあり、家族がいない子供たちにとっては、このクマが愛情を捧げる対象にもなるからです。

この団体には毎月世界中から400以上もの手編みクマが届けられるそうです!!

パターンは団体のウェブサイトで売っています。棒編みだけではなく、鍵編みのパターンもありますよ!大切なのは、必ずこのパターンを使ってクマを編むこと、洗える毛糸(アクリル、コットンなど)で編むことなど。ホームページには詳しく規定が載っています。


あまっていた毛糸を使って編んだものが、遠くに住む子供に喜ばれるなんて、とってもうれしい。アメリカにはたくさんの編み物チャリティ団体があります。Charity Knitting と検索するだけでいろいろ見つかるし、地元の毛糸やさんも大体何かしらのチャリティーグループと提携していたりするので、興味のある方は聞いてみてくださいね。

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