先週土曜日の夕方、私と旦那さんはついに猫のフォスターペアレンツになりました!
8月にオリエンテーションに行ったきり、旅行やら仕事やらで延びていたのですが、先日アニマルシェルターから猫を預かってきました。
このシアトルアニマルシェルターのボランティアの詳細についてはここをクリックしてください。
受付で「フォスターペアレンツだけど、いまフォスター先が必要な猫はいますか?」と聞くと、何匹かの子達を紹介されました。基本的にフォスターペアレンツが必要な猫は、生まれてすぐの赤ちゃんから、虐待された猫、病気がちな猫、あとはシェルター先のケージが満杯な時にフォスター先が必要になります。
そのため、スタッフの人と一緒にISO Roomと呼ばれる風邪か病気を持ってる猫たちがいる場所に行ったのですが、そのつらいこと、つらいこと・・・。中に入ると狭いケージの中からいっせいに猫たちが鳴き始めるのです。くしゃみしてる子や、片目しか使えない子、おびえきってる子など、それぞれいろんな事情があって、野良猫になって病気になってたところをシェルターに連れてこられた子たち。
みんなつれて帰りたい!と旦那と二人で苦しみつつ、狭い我が家ではさすがに一匹が限度。この中で「ラウル」くんという、風邪(URI)を引いている子を連れて帰ってきました。会った途端にケージの中から鳴きながら手を伸ばしてきたのに抗えませんでした。
6歳なので立派なオトナですが、前の飼い主が亡くなって野良猫になって弱っていたところを先月シェルターに連れてこられたとのこと。
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こんにちは! |
シェルターから来る猫たちは、人間のことを怖がる子が多かったりするので、新しいお家に来ても何日も隠れ続けると聞いてました。ラウルくんも、一日目の夜はソファーの下の隙間に入って出てこなかったものの、二日目からはかなりリラックスして、居眠り中の旦那の上で寝たり、ベッドの上で寝たりしてました。なんという適応力!
とっても人懐こくて、行儀もよく、「結構扱いが大変な猫もいるよ」と聞いてたのでびっくり。さっそく猫と一緒の生活を楽しんでます。
そこで、せっかくいい手作り目的が出来てしまったので(笑)、こんなものを作ってみました。
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ふっかふか。 |
参考にしたのは、こちらのサイト。この作り方だとドーナツ型の底にクッションを縫い付けるのですが、私は中のクッションはよく洗うだろうと思って、ベッドの底をキャンバス生地で作り、そこに別に作ったクッションを入れることに。
生地はパッチワークをやる義理の姉からもらった大量にもらった生地の中から選びました。2ヤードくらい使ったかも。大きく作ったつもりだったのに、綿とコットンバッティングを詰めてみると意外に小さめになってしまいました。ラウル君には小さいかも??
初めてのペットプロジェクトに一人で興奮気味だったのですが、ラウル君はまったく反応せず。。
でも翌日の今日、なんと使ってるじゃないですか!うれしーい!!
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ちょこーん。 |
素敵ですね!
ReplyDeleteアメリカの、こういう点は見習いたいところです。
猫好きに悪い人はいないって、私の持論です!
ラウル君、自分のことをちゃんと思ってくれる人のところに迎えられて幸せものですね。
まだ数日しか経ってないのに、すっかりラウルくん中心の生活になってます(笑)。
ReplyDeleteフォスターなので、アダプション先が見つかるまでの間だけですが、もうすでに離れる時のことを考えるとつらくなってしまって・・・。編み物している時に膝に座ってくると、本当に幸せな気持ちになります。
私も猫(米でアダプトした子)いますが、なんというか、ソッと寄り添ってくるのってたまらないですね。
ReplyDeleteでもそのうち編み物の邪魔をしてきそうですね(笑)
私がアダプトしたときも、フォスターさんすごく寂しそうでした…
ちゃんと責任を持って飼ってくれる人かどうかというのをしつこいくらいに確認してくるのですが、それだけ大切にされてたんだろうなあと。
おかげで(?)こんな子初めて、というくらいにいい子です(親馬鹿です…)フォスターさんに心から感謝する日々です。
ラウル君にも安心して引き渡せる方が見つかりますように。
私もそのフォスターさんの気持ち本当によくわかります!!
ReplyDeleteやっぱり短い間でも可愛い「我が子」なので、私もアダプトしてくれる人にいろいろ確認してしまいそうです(苦笑)。
でもいいプログラムですよね。多くの人に支えられて、こうやって小さな命が大切にされてるのってとってもいいなと思います。