長年アンチ冬派だったので、これはかなりの変化です。編み物のおかげね。
この時期、近くの広場ではクリスマスツリーを買い求める人たちがたくさん来ます。地元の農場からたくさんクリスマス用の木が持ち寄られて、そこで売られるのです。
ツリーファームっていうのがあることを、 アメリカにきて初めて知りました。 |
ここで、買った人たちはみんな車の上にツリーをしばり付けて持ち帰ります。そういう車をたくさんみるのは、12月独特の光景です。
さて、先日Paradise Fibersで頼んだ羊毛が届きました!このお店は同じワシントン州のスポケーンにあり、注文すると大体2~3日で届くので、私のお気に入りのお店です。
8オンスなので、226グラムくらい。小さい袋にぎゅうぎゅうに詰められていて、空けるとふわーっと羊毛があふれてきました。
この羊毛はPerendaleとRomneyロムニーという種類で、特にPerendaleは弾力性があるので、手で握って放すとぐわーっと広がります。Romneyは弾力性はそれほどでもないみたいですが、自然のつやがあります。練習用にはちょうどいいくらいの毛の長さで、Combed(短い毛がすべて取り除かれているのでスムーズな状態)ではなく、Cardedなので短い毛と長い毛が混ざっていて紡ぎやすいとのこと。
で、スピンドルいっぱいになるまで紡いだあと、ツイストを固定させるために熱湯につけると、突然部屋中、農場か動物園の香りが・・・(笑)。羊の匂いむんむんです。でも実はこういうの結構好き。でも、編んだ作品を身に着けて、「羊くさい人」になるのもちょっと困るので、ラベンダーオイル入りのやさしい洗剤を入れて、しばらく着け置きしてみました。
一日乾燥させたあとは、2plyのそれぞれの糸がバランスを保とうとして、ふっくらしてきました。自然のチカラね。心配だった匂いも乾くとほとんど消えてしまいました。
満足感。 |
なかなかいい雰囲気のThick & Thin yarnができました!やった!
スピニングも大分慣れてきたようで、「Twist, Park and Draft」の一連の動きがスムーズになってきたような気もします。もっと上手くなったら、手染めのウールでスピニングして、セーター編んで・・・とか考え始めると、興奮してしまい、なんだか寝つきが悪くなってしまいました。
当分の間はこのウールがたくさんあるので、ちまちま練習していきます。これはフェルトにもいいらしいので、ニードルフェルトで小さい羊とか作ってみるのもかわいいかもしれません。
お茶をやり始めた人が、着物、いけばな、うつわ、書などにどんどん興味が広がっていくように、編み物も、羊、紡ぎ、手染め、フェルト、織り・・・などと広がるものなのね、きっと。
いろんなこと関心を持ちながら、これからも成長していきたいです。
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