三角ミトンです。
この本はたくさん三角ミトンのパターンと エストニアの歴史が詰まってます。 こういう読み物系の編み物本好きです。 |
本当はナンシーブッシュさんの「Folk Knitting in Estonia (Folk Knitting series)
」に載ってるものを編もうと思ったのですが、いまいちゲージが合わず、今回はLilac Mittensを編むことにしました。
ミトンって、それほど寒い地域じゃない限り、そんなに実用的じゃないようなあと密かに思っていたのですが、実際はめてみるとその三角の先っぽがかわいくて、なんとも抗えない魅力があったのです。
かなり細めの糸なのですが、しっかり編み目を詰めて編んであるので、風を通さず暖かい!北欧ミトンはこういう細めの糸でしっかり編むのが多いですね。これは、昔、北欧に編み物が伝わる前は織物が主流だったため、編み物が来た時も織物のように細めの糸でぎゅうっと編むことが広まったかららしいです。
このサンプルで使われていたのはCascade 220 Fingering。50グラムで4.5ドルでした。2plyの毛糸で、こういう編みこみにはぴったり。色の種類はそれほど豊富ではないみたいだけど、このくらいの細い毛糸だとかなりもちがいいので、やっぱりこのCascadeブランドはリーズナブルだと思います。
さて、お店でこのライラックミトンの編み図をプリントアウトしてくれたので、早速編みましたよ。左手だけ出来上がったところです。
このミトン、とーっても暖かいです!ゲージは8sts/1inchなので、かなりきつめで編地も2種類の毛糸が裏に渡ってるため倍の厚さになってしっかりしています。Stranded Colorworkなので、伸縮性はそれほどないけれど、風も入ってこないし、実はミトンって実用的なのね。
私の手はかなり小さいほうなので、先っぽは1インチくらい短くし、親指も2つお花がつくところを1つに減らしました。
毛糸はまだまだ余ってるので右ミトンを編んだ後、おそろいの帽子も出来てしまうかもしれません。
また楽しみが増えました。
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