今日は翻訳のボランティアの仕事を一日していました。
日本語から英語に訳す仕事だったのですが、あらためてこの二つの言語の構造の違いを実感。
英語って主語がいつもはっきりしていて、主語なしには文章が成り立たないようになってますが、日本語は主語なしで語ることがとても多い言語。そのため、日本語はあいまいな意味を持たせることがとても簡単です。あいまい、婉曲な日本の文化は日本語があってこそ成り立ってるものなのねー。
それに日本語って文章の最後まで読まないと言わんとすることが分からなかったりしますが、英語は冒頭から割と意味が明確に分かることが多い。それは英語は、言葉ひとつひとつがどこにかかっているかが明確だから。それに文章のなかに、Introduction, statement, body, conclusionがきっちり入ってると思います。
その代わり日本語は、何を言ってるのかが曖昧なため、川の流れのようにゆうゆう身体を任せて聞くほうが理にかなってる気がします。でも、それがかえって詩的のような気もして、そこが日本語の素敵なところかなあとも思います。
英語は説明的で、合理的。私もトピックによっては、日本語よりも英語のほうが話しやすいのは、きっとそういうdescriptiveな英語の特色のためかもしれません。
言葉と文化って本当にそれぞれが反映し合ってるのねー。
さて、編み物近況報告です。働いた後は、編み物で息抜きしなくちゃね。
これはリッチモアのバヤデールという毛100%の毛糸で編んでます。パターンは、Pure and SimpleのNeckdown Wrap Cardigan。らくちんはトップダウンセーター。襟元から始めて、自分の好きな長さになるまで編めるので、「しまった!短すぎた!!」ということがなく、楽ちんな編みかたです。
これは着物のように、前が重なっていて、横できゅっと結ぶデザイン。ずーっと気になってたのですが、まったくシンプルな単色毛糸で編むと飽きるのは確実だったので、段染めの毛糸が手に入ってさっそく編み始めました。
おそらく7分袖になる予定。やわらかくて、モヘアが少し入ってるのでふわふわしてます。色は7、グリーン系です。
こちらはソックヤーン(靴下毛糸)で編んだShawlette。細ながーい三角スカーフです。毛糸は憧れだったClassic Elite Yarn のAlpaca Sox。これは以前ダウンタウンにあるショップ、So Much Yarn のセールのときに30%オフで購入。
Fingering weightで100グラムで450ヤードもあるので、靴下を編むとしたらかなり余裕で1ペアできます。アルパカにメリノウール、それに補強用のナイロンが20%入っているので、軽くてとってもやわらかいけど、丈夫な糸です。
全面ガーター編みで、三角の中心の隅から増やし目をしながら編んでいきます。横に色が変わっていく感じがとても好き。春に首元が寒いとき(シアトルではよくある)、ちょうどいいスカーフです。
明日から5月。早いもので、このブログを始めてから一年が経ちます。
いつも読んでくださってる方々、本当にありがとうございます。見えないけれど誰かとつながっているというのは、とても不思議な暖かさがある気がします。
またいつでも遊びに来てください。
Happy Spring knitting!
こんにちは。もうブログ一年になるのね。早いなあ。
ReplyDeleteいつも楽しく読んでいます:)
トップの写真は前に「もしかしたらあるかもしれない」と言っていた例の紡ぎ車?
雰囲気があってかわいいね。
ではでは、また。
久しぶり!コメントありがと。
Deleteそうそう、このつむぎ車は例の義理の母の家で発見されたものです。色合いがアンティークっぽくて好き。足の部分が壊れてるみたいで、ちょっと修理しないといけないのだけどね。今は眺めて楽しんでます。
また遊びにきてねー。