Tuesday, November 29, 2011

アラン模様への挑戦とスピンドルの練習

アラン模様のカーディガンが編みたいと思ってました。

以前はちょっと難しそうでまだまだ挑戦するには早すぎるかなと思ってたのですが、最近は大分自信もついてきたので、「アラン模様」と「日本語の編み図」という2つの大挑戦をすることに。


まだ裾の部分を編んでます。
これは私にとって、かなり集中力が必要なパターンです。


パターンは「毛糸だま2011秋冬号」に載ってるものです。


コンサバって久しぶりに聞いた。

複雑な編みこみとボンボンみたいなのがついてます。何しろ日本の編み図のチャートは未知の世界のため、かなり時間がかかるのですが、いついつまでに編まなくちゃ!ということもなく、こうやって時間をかけて編むのも楽しいなあと実感してます。


毛糸はお気に入りライオンブランドのフィッシャーマンズウール。お買い得なのに、ウール100%で毛玉が出来にくいし、羊の油ラオリンがまだ少し残っているので、暖かく防水機能もある毛糸です。肌に直接つけるマフラーだとちくちくするけれど、上着としてはおるカーディガンやジャケットなんかにはお勧めです。

このフィッシャーマン(漁師さん)用に使われた毛糸で、アイルランドの漁師文化から生まれたアラン模様を編むのは何かとっても正当なことしているような気がします。




昨日はスピンドルの練習をしてみました。以前ニードルフェルト用に買っておいたロービングがあったので、それを使ってみました。恐らく1ounce(28 グラム)くらいしかなかったので、小さい小さい玉が出来ました。

この本を読みながら、少しずつつむいでみました。
2Plyの毛糸です。

スピンドルをして驚くのは、毛糸一玉、たとえば50グラムのものをつくるのもかなりのロービングが必要だということ。糸になるまえはかなりたくさんあるように思えるロービングも、ねじられて糸になっていくと、本当に小さな玉になってしまうのです。

でも逆に考えると、小さな玉でも相当の量の羊の毛が使われてるので、そりゃあ毛糸が暖かいわけだ!と気付くことも。

今回のロービングはざらざらした感触のニュージーランドの毛糸だったのですが、そのかわり糸が絡みやすいので紡ぎやすかったです。初心者は毛が長い羊を使うといいとか。メリノみたいにスムーズで毛が短いのは、かなり難しいそうです。


スピニングの世界もとっても奥が深くて、ますます毛糸に対する感心が高まるばかり。いずれは自分の手で作った毛糸だけを使って編み物するようになれたらいいなあ。。

2 comments:

  1. 初めまして!
    バンクーバー在住のYukiと申します。
    いつも楽しく拝見させていただいていたのですが、
    な、な、なんと!(ちょっと大げさでした)全く同じライオンの毛糸で(同じ色)同じ毛糸だまのアランのカーデを編まれているというので、びっくりしてコメントさせて頂きました~!私は先月完成したんですが、毛糸の性質もさることながら、丈をちょっと長めにしたせいか、と~っても暖かいです。今年のバンクーバーは寒くなるみたいなので、ヘビロテ確実~~!頑張ってくださいね~!!!!

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  2. えぇーーっそれはすごい偶然です!完成品見てみたいなあ(笑)。私のはまだまだ当分かかりそうです・・・。とっても暖かいと聞いて、仕上がりがますます楽しみです。長年大切に着たくなりそうなカーディガンですよね。頑張ります!また遊びに来てくださいね。

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