Tuesday, November 1, 2011

苦労した糸巻き

毛糸には二つのタイプがあって、カセの状態で売ってあるものと、そのまま中心から糸を引き出してすぐに使えるものとがあります。

カセの状態で売ってるものは、お店で買った後巻いてもらうか、家で自力で巻くことになりますが、そのまま使えるものは特に何も準備することはありません。

先日初めて買ってみた毛糸はRaumaというブランドのFinull-garnというノルウェー製の毛糸。かなり細めのFingering yarnです。フェアアイルやカラーワークをする時に適しているという毛糸で、それもそのはず毛糸同士がよくくっつきます。これをこっちではstickyな毛糸というのだけど、絡みやすく、だからこそフェアアイルでスティークなどをする時には最適。糸の表面の加工がされてないので、フェルト化もしやすいと思います。編み終わった後に洗うと、毛が膨らんで柔らかい質感になるのだとか。それもとっても楽しみ。

これを買ったのは、今度受ける編み物のクラスで使うことになってるから。そのクラスのディスクリプションに「毛糸は必ず巻いてきてください」と書いてあったので、中から引き出せば簡単に使えるだろうと思いつつ、せっかくだから全部巻いてみました。


ところが、この糸巻き、大変なことになったのです!

先ほど言ったように、毛糸同士がよくくっつくので、中から糸の先を引き出した途端、固まって出てきた毛糸がすべてこんがらがって、大変な状態に。普通の毛糸なら、わりと滑りやすいので、こんがらがっても簡単に修正できるのですが、この毛糸は「絡みやすい」という利点が巻く段階では明らかに障害に・・・。

結果かなりの労力と集中力をかけて一玉目終了。

こんなこと、また出来ない!ということで、二玉目からは、内側からではなく、外側に見えている糸先から巻き始めました。

大成功!苦労して巻き終えましたのがこちら↓


くっつくよ。


今日学んだこと。

ウール100%のフェアアイル用の毛糸は毛糸同士が絡みやすいので、巻くときは外側の糸先から巻いていくこと。


それぞれの毛糸の性格を知るのもとっても大切ね。

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