図書館でWaiting Listにサインアップしてから1ヶ月。先日ついに私の手元にやってきました!
Knitting Workshop by Elizabeth Zimmermann (DVD)
編み物する人の中ではとてもとても有名なニットデザイナー、エリザベス・ジマーマン。
ようやく手に入れた彼女のDVDは、とても古めかしい感じが漂い、彼女を知らない人はわざわざ手に取ったりすることもないであろう雰囲気たっぷり。
でも!!!これがよかったのです!!
私、このDVDですっかり彼女の信者に改心しました。
以前から名前は知ってはいて本を手に取ったこともあったけれど、装丁も古く、彼女の本の中にはタイプライター時代のものもあるので読みづらそうで、正直あまり意識化にはなかったんですね。
でもDVDなら入りやすいかも、と思ったのが大正解でした。
ようやく手に入れた彼女のDVDは、とても古めかしい感じが漂い、彼女を知らない人はわざわざ手に取ったりすることもないであろう雰囲気たっぷり。
でも!!!これがよかったのです!!
私、このDVDですっかり彼女の信者に改心しました。
以前から名前は知ってはいて本を手に取ったこともあったけれど、装丁も古く、彼女の本の中にはタイプライター時代のものもあるので読みづらそうで、正直あまり意識化にはなかったんですね。
でもDVDなら入りやすいかも、と思ったのが大正解でした。
まず何がいいって、彼女の自然で飾り気のない、あっさりした感じがとても親しみやすく、「難しいこといわないで、編んでみなさい。編み目が合わなかったらね、こっそり増やし目したり減らし目したりするのよ。だれも気づきゃしないんだから」的な姿勢がよくて、彼女が説明すると難しいことも難しくないような気にさせてくれる。編み物を誰にでもアプローチしやすくしてくれてるのです。これは大きな貢献ですよね。
そして、とっても好き嫌いがはっきりしているのです。それが見ていて気持ちいいくらいで、ますます彼女のファンに(笑)。たとえば、増やし目にはM1(Make1) やKfb(Knit front and back)をよく使いますよね。
でも彼女は「増やし目は絶対にBack loop cast on。そのほかの方法は私のblessingを受けないわよ」とか(笑)。
そして、とっても好き嫌いがはっきりしているのです。それが見ていて気持ちいいくらいで、ますます彼女のファンに(笑)。たとえば、増やし目にはM1(Make1) やKfb(Knit front and back)をよく使いますよね。
でも彼女は「増やし目は絶対にBack loop cast on。そのほかの方法は私のblessingを受けないわよ」とか(笑)。
イギリス出身の彼女がもつ皮肉やユーモア、議論好きで、一筋縄ではいかないその態度が、とってもリアルで編み物を学ぶだけではなくて、彼女のその様を見てるだけで楽しめちゃいました。
興奮している私の横で見ていた旦那まで「I really like her!!」と言ってました。うんうん!
彼女はセーターを編みに編んで、独自のエリザベスパーセンテージシステム(EPS)を生み出したことで有名です。これは身幅を100%として、ネックは40%、袖は20%など丸ヨークのセーターを基本にして各部分の割合を出したもの。
自分のサイズにあったパターンが見つからなくても、このEPSを使えば自分サイズのセーターが出来ちゃうのです。おお、なんてすばらしい発見!!
彼女はセーターを編むときも、最初から立体として頭の中でよく組み立てて編んでる様子がよく分かり、まるでSculpturistのよう。頑固だけど、頭の中はとってもフレキシブルなんですね。
DVDですっかり信者になった私は、早速本も借りてきてました。
これは最近寝る前に読む本。 それぞれの章が、1月2月となっていて その月ごとに編む物を提案しています。 アランセーター、ベイビージャケットなど。 彼女のライティングは語り口なので、 読んでると落ち着くのです。 なので、夜寝る前にぴったり。 |
EPSはここに載ってます。 このタイトル「頑固なニッター」、よく彼女を表してて好き。 この本は、彼女がタイプライター&手書きで作ったニュースレターを 元にしてあります。ライフストーリーもあって 彼女の人となりを知ることが出来ます。 |
彼女が精魂を込めて編み出したシステムやデザインの数々。まさに温故知新とはこういうこと。何十年も前に出版された彼女の本には新しいスキルや考え方がいっぱい詰まってました。
うーん、いい人に出会えた満足感でいっぱいです。
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