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Tuesday, May 24, 2011

セーターの進行状況



Custom Knits: Unleash Your Inner Designer with Top-Down and Improvisational Techniques
この本にセーターの
基本の編み方を
教えてもらいました!
現在、二つのセーターを同時進行中です。


ひとつめは先日も紹介した、Custom Knitsに載っていたPinkという名前のシンプルなVネックセーター。これは襟元から編み始めるトップダウン方式。74センチの輪針を使って、増やし目をしながらぐるぐる編んでいきます。

だんだん形になっていくのが面白くて、ずんずん編める!

トップダウン方式のすばらしいところは、編みながら試着できること。
ボトムアップだと最後まで試着できなくて、むずむずしちゃうのですが
この方法だともどかしい気持ちが解消されます!

これって結構大切よね?モチベーションがなくなることも少ないと思うし。



そしてボディが完成。袖をフルレングスにするか、七部袖にするかまだ思案中です。

リブ部分をちょっと長めにしました。

ちょっと見えにくいけど、両サイドには小さな編みこみを入れてみました。
すこしはスリムに見えたらいいな、という願いをこめて。。


AwareKnits: Knit & Crochet Projects for the Eco-Conscious Stitcher
環境のことを考えて
編み物をしようという
コンセプトの本。


もうひとつは、これも先日のブログに載せた、フィッシャーマンウールの余り毛糸で編み始めたBrown Heather色の半そでカーディガン。


これはAwareknitsという本の中のPolar Capを参考にしました。




このパターンは殆どがメリヤス編みでボディの前のところにだけ、ちょっとしたレース編みが入ってるのですが、前述のセーターで、メリヤス編みにちょっと飽きてたこともありSeet Stitch(かのこ編み)で全体的に縦ラインを入れることにしました。


バストのちょっとした辺りから、シードスティッチを入れ始めました。

メリヤスとシードスティッチを交互に入れたのでリブっぽくなってます。

こうやって見ると、どれも無印っぽい色合い。無印さえあれば、結構なワードローブが揃ってしまう私
。ニューヨークだけじゃなくって、シアトルにもいずれ来てくれればいいのにね。



さて、編み物とは全然関係ない話題をひとつ。

今日、ここ1年くらい疑問に思っていた英語がようやく判明しました!


毎朝テレビで天気予報を見ていると、全国放送のリポーターの人から地方のテレビ局の天気予報士に画像が切り替わるときに、「Here is what's happening in your #$%%#」といってたのです。

この最後の部分がおそらくneighborhoodらしきことを言ってるのだろうとは思ってたのですが、何といってるのかいまいち聞き取れなくて、なんかすっきりしないなあと思ってたのです。おそらくここ一年くらい。。うーん、つらかった。


その疑問の単語が今日、ついに判明!

それは、neck of the woods でした!これはイディオムでいわゆるneighborhoodと同じで「近所、近隣」という意味。森林の開拓地が多かった昔から使われてる表現らしいです。



「Here is what's happening in your neck of the woods.」

あー、すっきり!




Saturday, May 21, 2011

英語のKnitting パターン

私は日本では小学校の時にお気に入りのぬいぐるみにマフラーを編んだくらいで、編み物はそれっきりでした。

なのですべての始まりはシアトルに来てから。そのため棒編みはすべて英語のパターンから勉強し始めました。こちらで編み物をしてると普通に感じることも、日本の編み物本を見るとその違いに、結構驚くことがたくさんあるのです。


まず、アメリカのパターンでよく言われること。

それはサイズ展開が幅広いこと。アメリカに来て見ると一目瞭然なのですが、人間のサイズ(?)がそれはそれは多種多様!

デパートにいっても、まずPetite(プチ)サイズ、レギュラ-サイズ、そして大き目のプラスサイズの売り場があるのが普通。そのほかにもトールサイズという背が高い人向けのコーナーもあります。

私はこのプチサイズコーナーで買い物しますが、プチの定義は162センチ以下の女性。というと、結構ほとんどの日本人の人はプチになりますね。プチ!日本人(笑)。


なので、当然ながらアメリカの編み物のパターンだってサイズ展開はすごいわけです。XS, S, M, L, XLにとどまらず、その上の1X, 2X, 3X まであったりもします。

日本の編み物の本はMサイズだけが載ってるのが普通。わりとみんな均等なサイズの人たちが歩いてる日本ってアメリカからしてみたら、とってもおどろきです。


そして、他にもよく思うのがシンプルなデザインが多いこと

細かい、凝りにこったデザインが結構ある日本。

アメリカでは、お店で売ってるようなシンプルなデザイン、そして普段に着れるデザインが多いように思います。シンプルな中でも、ウエストシェイプされてたりして、形がきれいだったり。

あと日本のデザインは繊細な可愛い系が多いようにも思うのですが、英語のパターンは大人っぽいシックなものが多いかも。

でも、この日本の”かわいい文化”は編み物の中でも浸透していて、Ravelryなんか見てると日本の編み物ファンはとーってもたくさんいます。


それぞれの特徴があるのはいいですね。文化が反映されてるなあとも思います。

アメリカにいると、なんだか凝ったデザインのものとかはちょっと浮いてしまって、着づらいのです。。都会のマンハッタンとかに住んでいれば別だろうけど、普通のアメリカ生活にはシンプルなものの方が役に立つ気がします。

Knitting Around the World: A Multistranded History of a Time-Honored Tradition
今年の秋に発売されるみたい。
世界の編み物文化が日本を含めて載ってるらしい。楽しみー!

その国独自に編み物の文化があるのって面白い。編み物通して、いろんな国の文化を見てみるのも楽しいかも!

そこでアマゾンで良さそうな本を見つけました!Knitting Around the World- A Multistranded History of a Time Honored Tradionというタイトル。

でもまだ出版されてないみたい。早速アマゾンで予約してみました。買うかは分からないけど、出版したらお知らせしてくれるからね。

 楽しいことたくさんだなー


Monday, May 2, 2011

またセール!

今日はとっても天気がよく、気温もおそらく20度近くはあったのかしら?シアトルの雨か曇りの気候に打ちのめされがちだった私は、思わず車の中で、It's the most wonderful time of the year~!(これはかなり古いクリスマスソング。アンディ・ウィリアムズだったかしら)を歌ってしまいました。だって、シアトルは快晴の日が本当にきれい!めったにないから余計にきれいに思えるのかも。

「何で今の時期にクリスマスソングなの?」という旦那に、「私にとってはクリスマスよりも、シアトルの晴れの方がずっとwonderful timeなのよー」というと、ちょっとふくれるシアトル擁護派の旦那・・・(笑)ごめんねー、いじめるつもりはないのよ。

そして、今日もまたセールに行ってきました。今日は古本!しかもこれは古本屋さんが年に数回開催するガレージセールで、多くの人が駆けつけます。


みんな緑のバッグを持って必死。奥のガレージの中ではもっとたくさん本があります。
 ガレージの入り口に店員さんがいて、緑のリサイクルバッグを渡されます。そう、なんとこれはつめ放題!本にDVD、CDにオーディオブックなど本当にいろんなものがあって、袋に詰めるだけつめて20ドル!

でもそんなにいらないでしょー、と私はせいぜい小説にクラフト本に料理本を4冊くらい抱えてたら、旦那はあっという間にこんな感じ。。

旦那さん、せっせと詰め込んでます・・・
そんなに買っても収納場所もないのに・・・と思いながらも、彼がうれしそうに黙々と詰め込む様子を見るとさすがにとめることも出来ず、結局多くの本をこの日もつれて帰ったのでした。

私たちの家、今に本の重さで地盤沈下しないかしら・・・。ちょっと心配。


帰りは、いつものよく行くオーガニック系スーパーマーケット、Trader Joe'sでお買い物をして帰りました。日曜夜は、夕飯のあとに彼の仕事の手伝いをするのが定番。さてがんばるぞ。

Sunday, April 24, 2011

Blue-green tweed little ruff

先日日本から荷物が届き、母がたくさん毛糸を送ってくれたのでその中でイタリア製のアリセオツイードという毛糸を選んでまたスカーフを作ってみました。春だけど、また首もとが寒いしね。(言い訳)

この毛糸はウールのほかにアルパカとアクリルの混合。ただ編んでる間、どうしてもくしゃみが出てしまってちょっと大変でした。。

参考にしたのはOne Skein Wonersの中のLittle Ruffというパターン。この本はアマゾンの中でも評価が高くて、その理由はなんと101パターンもこの一冊に凝縮されているから。普通の洋書の編み物本は30パターンくらいが多いかな。

この本はとくに毛糸ひと玉で出来るパターンに限られていて、その可能性は無限大。カラー写真のページは少ないけれど、でもこのパターンの多さはさすがに魅力的。

私は棒編みはアメリカに来てから洋書で学んだので、日本の編み図とかがいまいちよく読めず、まだ勉強中。日本ではグラフのような編み図が一般的、でもアメリカでは、編み図(チャート)よりも文章で書かれています。それが計算式みたいで難しい!という人もいるみたいですが、私にはチャートよりもずっと分かりやすい。。。

Blue-green tweed little ruff
で、今日の作品はこれ。してみると、どういう形になってるのかわかりずらいので、下が平面に置いたときのもの。ブルーグリーンの毛糸にくすんだ赤やオレンジのネップが入ってます。ボタンはピンク色のものを使ってみました。




これはShort Rowというテクニックをつかって、フリルを出していきます。で、早速調べたところ、このShort Rowとは「引き返し編み」というらしいです!なるほど、また一つ学んだわ!この引き返し編み、本を読んでもいまいちわからなかったので、私の編み物の先生youtubeで調べたところ、詳しい解説ビデオがいくつか見つかりました。Youtube様様です!

この毛糸を見て思ったのだけど、日本ではユザワヤとかオカダヤに結構イタリア製の毛糸が多い気がする。でもアメリカではイタリア製とかヨーロッパ製よりも、ペルー製、エクアドル製とか、トルコ製なんかが多い。

個人的にはペルー製の毛糸は色合いが自然ぽくてとても好き。日本では手に入るのかしら?

Saturday, April 9, 2011

増え続ける本たち

うちにはとにかく本がたくさんあります。壁にびっしり並んでるさまは、本の倉庫みたいな感じ。

ひとつの原因としては、彼も私も大学院にいたので、その時のテキストや専門関連の本が必然的に増えてしまったこと。でもその学生時代の本以外にもやっぱりたくさんある。

一体どんな本が?

私たちの所有本はこんな感じ。
旦那=英語教育関連のテキスト(彼の仕事)、ビジネス、コンビューター、日曜大工関連など。
私=教育関連、小説、編み物、ビーズ、刺繍、料理、生活、美術本など。

増え続ける本。それはシアトルの古本屋さんの存在がある。二つ目の原因は古本屋さん。

シアトルは古本屋さんがとても多い。本を読む人がたくさんいるのです。多分これも雨が降りがちな気候に関係してるのかもしれないけど、カフェでも電車でも公園でもバスの停留所でも、みんなよく本を読んでいる。


その古本屋さんの代表的な存在、私たちが月に3,4回は訪れるHalf Price Booksは本好きにとってはまるで骨董市的な場所。掘り出し物が多い場所なのです。本、CD,DVDが半額以下で売ってるのですが、たまには新しい本や立派な写真集などが1ドルで売ってたりもします。うちは本が多くて困ったねえといいながらも、今日もいそいそと二人で行ってきてしまいました。

そして、私はフェルトアクセサリーの本「Felt Jewerly-25 pieces to make using a variety of simple felting techniques」と刺繍の本「Colorful Stitchery- 65 Hot embroidery projects to personalize your home」を購入!二つあわせて6ドルくらい!洋書はとにかく装丁も中の写真もデザインも素敵で、見てるだけで幸せになります。どちらの本も色彩がゆたかで、インスピレーション満載の本。あーうれしい。とってもうれしい。

やっぱり本が増えるのは仕方ない。だってそこから得るものはたくさんあるし、ページをめくってるときって何だか幸せ。一時期お互い電子図書の購入を考えたものの、いつのまにかあんまり興味がなくなって、やっぱり紙の本に戻ってきました。

なので、おそらく本は増え続けるでしょう。でも、いいのです。好きだから。


Half Price Books これからもよろしくね。