Tuesday, August 30, 2011

旅には編み物


旅に行くときに必要なものっていろいろあると思うけど、ここ1年の間で「編み物グッズ」は私の旅の必需品になりました。

農場が続くところを走ったり・・・


ニッターの多くの人は移動中に編み物をするみたいだけど(アメリカでの車の旅は距離が長いからね)、それだと車酔いする確率が高まってしまうことに気づき、私は大体ホテルで過ごすときに編むことがほとんど。



今回の旅では、ポートランドで立ち寄った毛糸やさんTwistedで買ったオレゴン州ローカルな毛糸でプレゼント用のフィンガレスグローブを編んでました。



旅行中にその土地で作られたオリジナルな毛糸を買って編み物をするって、なんかとってもいい気分。
海辺を走ったり・・・


買ったのはImperial Stock Ranchという1871年から続く家族経営の農場で作られた毛糸 Imperial Yarnです。


The Knitter's Book of Wool: The Ultimate Guide to Understanding, Using, and Loving this Most Fabulous Fiber毛糸を買う前から編みたいものが決まってることはほとんどないのですが、今回はちゃんと決まってました。

それはThe Knitter's Book of Woolという本に載っていたSweet Fern Mitts

私、とにかくフィンガレスグローブが好きで、人にプレゼントするときも編むことが多いのです。

いつも手が冷たい私にとっては、手袋をはずさないまま指先が使えるのはとっても便利だし、外でパソコン使うときだってはずさなくて済む。きっと誰にとっても便利だろうと勝手に思って、今回も指なし手袋に決定。これは友達へのプレゼントなので、彼女がいつも着ている洋服の色合いとかを考えて毛糸選びをしました。


今回この糸選びの時に勉強になったのが、Woolen yarnWorsted yarnの違い。このパターンはWoolen yarnを使うといいと書いてあったので、お店の人にどんなWoolen yarnがあるか聞くと、マラブリゴとともに紹介されたのが、このインペリアルヤーンでした。


この本から学んだところによると、Woolen yarnは毛糸同士があまりツイストしてないもの。ゆるくスピンされていて、空気をふくんでるので、軽くてやわらかいのが特徴。編むとちょっとぼこぼこしてて、味がでる。

Worsted yarnはしっかりそれぞれの毛糸がきちんとツイストされていて、編み地のしあがりはとってもスムースな感じになる。メリノウールなんかはこのWorsted yarnになる。

と、私なりに理解しました。

まだぬれてるのでぺちゃんこな状態。


まだブロッキング中で完全に乾いていない状態なので、乾くと毛糸がどんな風に空気を含んで仕上がるのか楽しみ。



オレゴンコーストにて。
海の向こう側は日本だと思うとつい・・・。
みんなーげんきですかぁー?



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