Friday, September 30, 2011

アヴリルで買った編み物キット

8月は誕生日月だったので、大好きな糸やさんアヴリルから30%オフのお買い物券が数ヶ月前に送られてきました。

それからいろいろ悩んだ結果、かぎ編みのキットを買うことに。オンラインで注文して、実家に送ってもらい、昨日シアトルに到着しました。支払いは、郵便振替だったのですが母が私の誕生日にということでプレゼントしてくれました。お母さん、ありがとうございます!

かわいい糸がたくさんのアヴリル。今回実家に帰ったときも吉祥寺店に3回は行ったかも。そのときは織りを習いに行ったので、いつもの編み用の糸に比べてずっと細い糸を使って、スカーフを織ってきました。「編み」も楽しいけど「織り」も楽しい!いずれ、もっとちゃんと織りもやってみたいです。

そして、届いたキットはこちら。


右がウールリングとパフのフェルトベレー。
左がリバーシブルバッグです。
アヴリルのキットの楽しいところは、自分で色が変えられること。それぞれの種類の毛糸の色が充実しているので、その組み合わせを考え始めるとどっぷりはまってしまい、決めるまでに数週間かかりました(笑)。幸せな悩みですね。

今回棒編みじゃなくて、かぎ編みのキットにしたのは、形がしっかりしたものがつくりたかったから。
棒編みだと出来た編地が柔らかい感じになるのがいいところだけど、かぎ編みだときっちり編むので型崩れしずらいものができます。(私の持論ですが。)

バッグは型崩れしずらいかぎ編みがいいなあと思ってたので、好きなグリーン系のリバーシブルバッグを選択。そして最近棒編みでいくつかベレー帽を作って気に入ってたので、かぎ編みでも作ってみたいなと思ってたので、この二つにしました。

アヴリルの糸は、普通の糸があんまりなくて、どれもとっても面白いものばかり。余り糸はラッピングに使ったり、アクセサリーに使ってみたりと、最後まで楽しめます。


また楽しみが増えました。

Berrocoの気になる毛糸

今日はシアトルのダウンタウンのパイクプレイスマーケット近くにある毛糸やさんSo much yarnに行ってきました。ここは小さいものの、名前の通りたくさんの毛糸がぎっしり詰まってるお店。ダウンタウンに行くと必ず寄る場所です。

そこで特に毛糸は買わなかったのですが、Berrocoのブックレットがセールだったので買ってきました。
ブックレットにはそれぞれ10パターンが載ってます。
左側のブックレットのパターン名はなぜかすべて日本語。
Shibuya, Shinjuku, Jinguに加えてHonshuという名前の半そでニットも。

Berrocoのデザインチームにはいつも素敵なデザインを発表するNorah Gaughanさんがいるので、ブックレットを見かけると、よくチェックしています。でも今回私が気に入ったデザインはもう一人のデザイナーのCirilia Roseさんのものでした。どうやら彼女シアトル在住みたい!クラスとかあったらいいな。


このブックレットを買った理由はデザインのほかにも、もう一つ使ってる毛糸があります。

使用糸はBerrocoのVintage。この毛糸は50%アクリル、40%ウール、10%ナイロンで作られていて、洗濯にも強い毛糸。私はウール以外の毛糸を使うことはほとんどないのですが、この毛糸のいいところは、アクリルっぽさがそんなに目立たないところと、色合いも豊富で、その色もアクリルっぽくないところ。ちょっとくすんでて、なかなかいいのです。

そして1玉100グラム7ドル買えるので、大きなプロジェクトを作るときはいいかもしれないと考えてました。

そして先日、Clara ParkesさんのウェブサイトKnitter's ReviewでたまたまこのVintageについて書いてあるのを見つけてから、ますます私の中で気になる存在に!

そのレビューはこちら


それに加えて、今日ちょっとのぞいたOld Navyでかわいいニットジャケットがあったのですが、それもウールちょっとのアクリル&ナイロン混合だったので、まあアクリルっていうのもそんなに悪くないかもね、と。ウール100%に比べると、洗濯にそれほど気を使わなくてもいいし。


今度近くのWeaving Worksに行って、早速Vintageの手触りを試してみます。

Tuesday, September 27, 2011

Noro Retroで始めてのShawl

先日カナダのビクトリアに行った際に、訪れたButton & Needlework Boutiqueで買った野呂のレトロ。セールだったので残っていた2玉を買ってきましたが、何を作ろうかずっと悩んでました。

このレトロという毛糸は単色なのですが、わずかなグラデーションがとってもきれいだったこともあり、きっとこれでShawlを作ったら素敵かなと、初めてショールに挑戦。




パターンはRavelryで見つけたThe Age of Brass and Steam Kerchiefです。初めてということもあって、三角形の、一体どこから始まって、どこで編み終わるのかちょっと分からなかったのですが、最初のGarter Tabというところは、直線部分の中心のところだと分かりました。毎回、何か編むたびに学ぶことが多いです。

そして今回は、仕上げのウェットブロッキングのときに、わずかにヘアコンディショナーをぬるま湯に混ぜてみました。毛糸も髪と同じようなものだから、コンディショナーを入れると柔軟剤の代わりになっていいと本で読んだばかりだったので。

結果、ウール、シルク、そしてアンゴラが混ざっているレトロですが、とってもやわらかくなりました。全然ちくちくしません。野呂はちくちくするって言う人が多いけど、コンディショナー入れたらそんなことなくなるのじゃないかしら?

しかも私のコンディショナーはラヴェンダーオイル入りだったので、虫除けにもなるしね。


細くなった部分を前で結ぶとこんな感じ。

なんだかShawl作りにはまりそうな予感です。

秋の空気がシアトルにもやってきました。

ここ数週間、仕事の面接やカバーレター書きに忙しくしてましたが、気づいてみると、シアトルにも本格的な秋がやってきていました。

私にとっての秋は、シナモンの香りがするラテがとっても飲みたくなる時期。アップルシナモンティーや温かいアップルサイダーも秋になるとよくマーケットで売られてます。


それに加えて、秋になるといつもバーモント州が恋しくなります。

4年前に住んでいたニューイングランド地方のバーモント州は本当に紅葉がきれいで、見事な色合いは何度見ても見飽きることがなく、外で暖かい飲み物のみながら何時間でも過ごせます。

バーモントでの秋のファーマーズマーケット

この時期からパンプキンをたくさん見るようになります。

 
多分この恋しさっていうのは、まだあの頃学生だったこと、彼(いまの旦那さん)と会った場所だったこととか、いろんなことが混じってより一層懐かしい気分になるのかもしれないです。

それに、今考えてみるとニューイングランド地方は編み物する人にとっては天国な場所。


秋にはハーベストフェスティバルに加えて、ローカルな農場の人たちが自分たちで生産した毛糸を持ち寄るファイバーフェスティバルなんかも各地で開催されてました。あのころはまだ編み物をしてなかったので、きれいな色合いの毛糸を憧れの気持ちで見てたけど、またあの地域に旅行したい!


山と紅葉のバーモント州。

今月楽しみにしているのが、ワシントン州のMonroeで場所で行われるFiber Fusion Northwest 2011 というイベント。近くの毛糸やさんでチラシをもらってきました。手紡ぎをする人やファイバーアーティスト、ローカルなお店などが集まるらしいのです。楽しそう!

編み物を始めてから、秋の楽しみが増えました。これから忙しくなりそうです。

Thursday, September 22, 2011

カナダのビクトリアに行ってきました。

一ヶ月前に夏休みに入ったばかりの旦那さんは、本当にうれしそうで、ほっとしていて私まで「ああ、大人になって夏休みがあるっていいものねー」と実感しました。

しかし、あと1週間で秋学期が始まるとなった先週、彼の様子も落ち着かず、まるで週末を前にした金曜日の夜にすでに月曜朝のことを考えて憂鬱になってしまうサラリーマンみたいになっていた彼。残りの一週間を楽しもう!の気持ちが、マンデイブルーならずFall Quarter Blueに押されてしまってるのね。

せっかくのお休みなんだから最後まで楽しまなくちゃ、ということで、ぎりぎりになってカナダのビクトリアに旅行に行ってきました。シアトルは他の州にいくよりもカナダの方が近かったりするので、国外に気軽に行けます。

前回はシアトルのダウンタウンからビクトリアクリッパーという高速船に乗って行ったのですが、今回は車で行こうということで、I-5を2時間半ほどかけてカナダまで北上し、税関を通ってカナダ内でフェリーに乗ってビクトリアに行ってきました。

ワシントン州側。カナダの税関が近づいてきました。

カナダの国旗がはためいてます。
税関はまるで料金所みたいな感じ。

いつもはパスポートを車の中から差し出すのですが、今回はグリーンカードホルダーということで、グリーンカードだけ見せれば大丈夫でした。せっかく国外に出るからパスポートにスタンプ押してほしい気もするんだけどね。


カナダにいってすぐに気づくのが、マイル表示がキロ表示になってること。いつもは平気な旦那さんも一瞬時速の感覚が狂ってしまいます。キロではなくマイル表示のアメリカ。カナダに入って「80キロ」と書かれているところを、思わず「80マイル」で走ってしまうと20キロ近くオーバーしてしまうから注意注意。

キロ表示に慣れている私は、とまどう旦那を横目になんとなく優越感を感じてました(笑)。

カナダに入ってからは30分ほどで、Tsawwassenという街に到着。ここからとっても大きなBCフェリーに乗りました。中にはお土産屋さんや、カフェテリアまである充実ぶり。ビクトリア観光マップを眺める彼の横で、私はせっせと編み物に励んでました。
このターミナルからBCフェリーに乗ると、1時間半ほどでビクトリアに着きます。

私にとってビクトリアはこれで2回目。

この街のいいところは、街歩きがしやすいのと、英国文化の影響があるため美味しい紅茶が飲めること。アメリカのコーヒー文化に慣れてはいるものの、やっぱり茶葉から入れる紅茶をゆっくり飲めるのはうれしい限り。

滞在中、私が必ずいく紅茶のお店はMurchie's というところ。ダウンタウンの真ん中にあって、いつも賑わってます。ここで紅茶とブラックカラントのスコーンを食べるのもビクトリアに行く目的の一つ。今回二日間連続で行ってきました(笑)。

ビクトリア、とってもきれいなところです。
歴史がある街ってやっぱりいい。


着物のディスプレイに思わず写真を撮ってしまった
Beehive Wool Shop.



そして、やっぱり毛糸やさんも見つけました。

ダウンタウンから歩いて行けるこのお店はBeehive Wool Shop。種類も豊富で、ローカルな毛糸もあり、かなりの時間過ごせました。
オンラインショップもやってるらしく遠方からお客さんも結構くるみたい。賑わってました。


Button & Needlework Boutiqueというお店は、ダウンタウンのThe Bayの近くにあります。

その名の通り、たくさんのボタンと、クロスステッチ関係のもの、そして毛糸があります。

ここのボタンはどれも個性的で素敵。見てるだけでも幸せになれる場所です。

この赤いボタンのサインが目印です。

今はアメリカドル$1が、カナダドルの98セントということで、アメリカ人(じゃないけど)にとってはカナダで買い物しずらい時期。前はアメリカドル、もっと強かったのにねえ。そんなこともあって、お買い物はそんなにしない旅行でしたが、十分楽しめました!こんなに気軽に国外に行けることって、日本では考えられないしね。

ビクトリアはちょうどいい大きさの街で動きやすいし、小さなお店がいろいろあって、ペースもすこしゆったりしていて、また来たいなあといつも思う街です。

Monday, September 12, 2011

Blue Magic Vest完成!


Bulky yarnで編んだBlue Magic Vestが出来上がりました! 

じゃーん。


このパターンを編んだ人の中にはボタンをつけてカーディガンぽくしてる人もいましたが、Aラインのベストなので、つけないほうがラインがきれいに出るかな思い、ピンで留めることに。なかなかいいです、このデザイン。

縄編みがアンシンメトリーに入っているところも好き。襟もすこし高めにしたので、首もともあったかです。私のゲージは小さめだったのですが、パターンがM/Lサイズ用だったので、ちょうどよかったかも。


縄編みは8段、10段ごとを繰りかえします。

編み終わったときは、前の重なる部分が丸まってしまってちょっと心配だったのですが、ぬらしたバスタオルにはさんで2日間置いたところ、きれいにおさまってました。やっぱり仕上げって大切ね。

結局Brown Sheep Lamb's Pride Bulkyを4玉(500ヤード)使い切らずに編みあがりました。まだ少し残ってるのでアームウォーマーとかなら編めるかも。

今日、Knitting Dailyを読んでいたのですが、もうすでに今年のクリスマスプレゼントの準備をする時期みたい!日本ではちょっと考えられないくらいに、クリスマスのシーズンになると親戚、家族たちにと大量のプレゼントを買うことになるアメリカ。もちろん編み物人たちにとっては、とっても忙しくなるシーズン。家族全員にセーターを編んだり、親戚に靴下を編んだりとかする人たちにとっては、今から計画立てないと編み終わらないってことね。


10月のハロウィーン、11月のサンクスギビング、12月のクリスマスとアメリカはこれから大忙しです。


Saturday, September 10, 2011

夏だけどBulky yarnのベスト

シアトル、いまさら夏っぽい毎日が続いてます。といっても毎日25度前後。湿度も少ないので快適です。東京の家族に申し訳ない・・・。

天気がいいのを利用して、旦那と二人で家の中と倉庫の整理に追われる毎日ですが、編み物ちゃーんとしてますよ。

先週のはじめにRavelryで見つけたこのパターンInto the Woods。ベストって前は全然眼中になかったのですが、去年あたりからベストの可愛さ&暖かさに突然開眼しました。家の中でも動きやすいのに加えて、決して背が高くはない私が、少しは縦長に見えるような気がするのです・・・。


ボタンはなくって、ちょっとカーディガンぽいかんじ。
ピンで前留めるのすき。

このベスト用に選んだ毛糸がこちら。

色はブルー&グレー。
Blue Magicという名前です。
前から使ってみたかったLamb's Prideのウール。Brown Sheepというブランドなのですが、品質もいい割りに、値段もお手ごろで、色の種類も豊富なのです。個人的にはモヘアはあまり好きではないのですが、1 plyの毛糸でケーブル編みをしたかったのでこれは!と思いベストに使ってみようと思いました。

ところで、私は毛糸を買うときには大体編むものが決まってないまま買うので、作るものが決まった後に毛糸が足りないことによく気づきます。。今回は2玉(200グラム強)しか買ってなかったので、ベストには当然足りず、あわてて近くの毛糸やさんに駆け込むことに。。。しかし同じ毛糸があっても、この色が見つからない!!

いつもならここで、「じゃあ帽子&手袋を編もう」と気を変えることが出来るのですが、今回はこのベストが編みたくて編みたくて仕方なかったので(笑)、オンラインショップをめぐることに。

実はオンラインショップで毛糸を買ったことがなかった私。どこがいいのかさっぱり分からなかったのですが、手持ちの編み物雑誌の広告なんかを見てからいろいろ探してみました。


そしてBrown Sheepの品揃えがすばらしいオンラインショップを見つけちゃいました!

Paradise Fibersという同じワシントン州のスポケンにある家族経営の毛糸やさん。たまたま郵送料が$2のセールをやってたので早速2玉注文しました。ふう、よかった。

そして今週のはじめ届いたので、早速編みましたよ。いまは横の部分を縫っている段階。あとはブロッキングするのみです。太目の毛糸のいいところは、すぐ編めちゃうところかな。


まだ仕上げてないので、先が丸まったりしてます。
水を通してどんな風になるか楽しみ。
いつもセーターとかウェア関係はトップダウンで輪張りでぐるぐる編みばかりだったので、今回始めてパーツごと(後ろ身頃、左前、右前)と編んでみました。難しくなかったけど、多くの人が言うように最後にパーツをそれぞれ縫い合わせるのが結構手間がかかります。なるほど、だから輪張りでぐるぐる編みがいいって言う人が多いのね。

今回は9ミリの大き目の編み棒で編みました。背中がとってもあったかいです。冬が楽しみ。パターンもよく書かれてたし、難しいところもなかったので、また編むとしたら今度は細めの段染めDKyarnとかで編むのも素敵かも。


最後の写真は昨日初めて言ってみたクイーアンのQFCにあるGenki Sushiのお店。私たちが行ったのはちょっと早かったみたいで、閑散としてたのですが、しばらくすると続々と人が入ってきました。

積み重なる寿司たち。
 どれも1ドルから3ドルまでの値段で、アメリカで食べる寿司としては割とおいしかったかな。日本の回転すしのお店はにぎりが多いけど、こちらは巻き寿司(ロール)の種類が充実してました。定番のカルフォルニアロールに加えて、シアトルロール、元気ロールとか。きっとアメリカの人にはまき寿司の方が食べやすいのかもね。

日本の回転すしみたいに、やっぱりお皿は色分けされてます。