なのですべての始まりはシアトルに来てから。そのため棒編みはすべて英語のパターンから勉強し始めました。こちらで編み物をしてると普通に感じることも、日本の編み物本を見るとその違いに、結構驚くことがたくさんあるのです。
まず、アメリカのパターンでよく言われること。
それはサイズ展開が幅広いこと。アメリカに来て見ると一目瞭然なのですが、人間のサイズ(?)がそれはそれは多種多様!
デパートにいっても、まずPetite(プチ)サイズ、レギュラ-サイズ、そして大き目のプラスサイズの売り場があるのが普通。そのほかにもトールサイズという背が高い人向けのコーナーもあります。
私はこのプチサイズコーナーで買い物しますが、プチの定義は162センチ以下の女性。というと、結構ほとんどの日本人の人はプチになりますね。プチ!日本人(笑)。
なので、当然ながらアメリカの編み物のパターンだってサイズ展開はすごいわけです。XS, S, M, L, XLにとどまらず、その上の1X, 2X, 3X まであったりもします。
日本の編み物の本はMサイズだけが載ってるのが普通。わりとみんな均等なサイズの人たちが歩いてる日本ってアメリカからしてみたら、とってもおどろきです。
そして、他にもよく思うのがシンプルなデザインが多いこと。
細かい、凝りにこったデザインが結構ある日本。
アメリカでは、お店で売ってるようなシンプルなデザイン、そして普段に着れるデザインが多いように思います。シンプルな中でも、ウエストシェイプされてたりして、形がきれいだったり。
あと日本のデザインは繊細な可愛い系が多いようにも思うのですが、英語のパターンは大人っぽいシックなものが多いかも。
でも、この日本の”かわいい文化”は編み物の中でも浸透していて、Ravelryなんか見てると日本の編み物ファンはとーってもたくさんいます。
それぞれの特徴があるのはいいですね。文化が反映されてるなあとも思います。
アメリカにいると、なんだか凝ったデザインのものとかはちょっと浮いてしまって、着づらいのです。。都会のマンハッタンとかに住んでいれば別だろうけど、普通のアメリカ生活にはシンプルなものの方が役に立つ気がします。
今年の秋に発売されるみたい。 世界の編み物文化が日本を含めて載ってるらしい。楽しみー! |
その国独自に編み物の文化があるのって面白い。編み物通して、いろんな国の文化を見てみるのも楽しいかも!
そこでアマゾンで良さそうな本を見つけました!Knitting Around the World- A Multistranded History of a Time Honored Tradionというタイトル。
でもまだ出版されてないみたい。早速アマゾンで予約してみました。買うかは分からないけど、出版したらお知らせしてくれるからね。
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